家でもできる最高の「〇〇ごっこ遊び」で、コロナ自粛の悩みを解決！【小阪有花さん連載13】

こんにちは。みなさん何度も繰り返される自粛要請が続く中どういった生活をお過ごしでしょうか？　様々な悩みを持った人は多いと思いますが、お子さんがいる家族は、「休日子どもを遊びにいかせたいが、なるべく外出の数は減らしたい」と考えている方がたくさんいるかと思います。そうであれば、子どもに家での遊びを楽しんでもらうよう試行錯誤しなくてはいけませんよね。そんな時は、本気の「ごっこ遊び」がおすすめです。今回は、こどもが楽しくなって仕方がない最高のごっこ遊びを教えます。（子どもの心スペシャリスト・小阪有花）

ごっこ遊びとは？

ごっご遊びとは、何かになったつもりで遊ぶことをいいます。３歳〜６歳ですと、女の子ならプリキュア、男の子なら戦隊ものの気持ちになって遊ぶととても盛り上がります。ですが、このごっご遊び、ちゃんとやろうとすると意外に難しく、子ども任せになりがちになるのが特徴です。

必殺技で「やられた〜」と軽く倒れて終わってしまうのがおうちのごっこ遊びのあるあるだと思いますが、これでは、一瞬で終わってしまいますよね。子どもと最高のごっこ遊びをするためのは、子ども任せではなく、大人のサポートがかかせません。では、どんなサポートをしたら良いのでしょうか？

最高のごっこ遊びに役立つものとは？

プリキュアや戦隊ものなどキャラクターのごっこ遊びに欠かせないものは、悪役を倒す道具です。こちら、ごっこ遊びのためにわざわざ買っていると、かなりの出費になりますよね。

そんな時に役立つのがダンボールです。外での買い物を控えた結果、大量に積まれた通販のダンボール。それらは全ておもちゃを作る道具として使いましょう。ダンボールであれば、予算は0円ですみますし、物を大切に活用するエコの心を教えることができますね。ダンボールのいいところは、壊れても代えがきくことと、万が一人に当たっても怪我をさせずに済むことです。

作り方も簡単です。ステッキや剣を作りたい時は、段ボールを海苔巻きの様に丸めて棒を作り布ガムテープで形を固定し、キャラクターやハートなどのデザインパーツを型どった段ボールに絵を描きくっつけます。この時、子どもに絵を描いてもらうのもよいでしょう。

細かいパーツはボンドを使って固定していき、棒の先端は危険がない様、丸めたティッシュを棒の先端にのせて、ガムテープで包むように固定していくとよいでしょう。こちらの作業はだいたい30分程で完成します。

こだわりだしたらいくらでも出来ますが、制作中に子どもが飽きたり、作り終えて親が疲れてしまっては元も子もありません。あくまで子どもと楽しめる時間内で完成させてしまいましょう。

ここさえ抑えたら思いっきり遊ぶのみ！最高なごっこ遊びには３つのポイントが必要！！

最高なごっこ遊ぶにはこちらの三点を意識しましょう。

①シュチュエーションにあわせたBGMを流し冒険心を掻き立てる
YouTubeや好きな曲をダウンロードし気持ちが高揚する音楽を流します。アニメのキャラクター設定をさているなら、オープニング曲を流すとワクワク感があがります。オープニング曲からはじめることで、終わる時はエンディング曲でしめれば、子どもに終わりのタイミングを示すこともできますので、是非とりいれてください。

②秘密基地で自分だけの場所で作戦会議
オープニング曲が流れ、「今からはじまるぞ！」ということで、さっそく悪役を倒しにいってはすぐに終わってしまいます。ここは、思考力を身につけさせるためにも、悪役を倒すための作戦会議をさせるのが良いでしょう。そんな時に便利なのが秘密基地です。

即席の秘密基地であれば作るのは簡単です。イスを2〜4台対面で並べ、上に毛布をかける。これだけで立派なテント風秘密基地が出来上がります。ちょっとしたライトがあれば、部屋の明かりを消しテントの中に置いてあげれば、より秘密基地感が増します。この中で、お母さんやおうちの方と一緒に作戦会議をすれば雰囲気もでること間違いなしです。

③悪役の顔は見えないようにする
悪役をお父さんが担当するのであれば、お父さんの顔は隠しておきましょう。お面で顔を隠したり、いらなくなったTシャツを着て、裏返すように脱いでいき、服の襟元をおでこで固定すると、インディアンの様な頭となり、怪物感をだすのも良いでしょう。いつもと違う姿で、ハラハラ感を演出してあげることで、家の中でも最高のごっこ遊びを実現させることができます。