立入調査情報から、保育園の安心・安全度を5段階評価
東京・瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村の認可外保育園で、おすすめできる安全な認可外保育園はどこ? 保護者・子供にとって、認可外保育園(ベビーホテル、事業所内保育施設、院内保育施設、企業主導型保育、インターナショナルスクール型保育施設など)の評判や質を見極めるのは大変です。そこで、保育園の安全度、おすすめ度を評価した「瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村のおすすめ認可外保育園・評価一覧(令和4年度版)」を作成しました。東京都などの立入検査情報をもとに、各保育園を5段階で評価しました。
瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村の認可外保育園の評価を確認しよう
瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村のおすすめ認可外保育園・評価一覧(令和2年度版)は、過去4年間の東京都や自治体による立入調査結果をもとに、5段階の評価を作成しました。安心、安全な認可外保育園を探す際の参考にしましょう。
評価の方法は以下の通りです。
評価基準
★★★★★(5点) 立入調査で指摘なし
★★★★☆(4点) 立入調査の指摘事項4以下
★★★☆☆(3点) 立入調査の指摘事項8以下
★★☆☆☆(2点) 立入調査の指摘事項9以上
★☆☆☆☆(1点) 特別立入調査あり
立入調査なし
※過去4年分の立入調査をもとに評価。評価5、評価4については「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書」及び「運営状況報告書」が必須とした。 2021年11月時点取得のデータに基づく。掲載基準はこちら
なお、実際に認可外保育園を利用する際は、この格付を参考にするだけでなく、事前に必ず見学をして、保育の質、保育の内容をチェックするようにしましょう。
瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村のおすすめ認可外保育園・評価一覧(令和4年度版)
認可外保育園とは?
認可外保育園は、国が認める認可保育園よりも、設置基準が少しゆるやかな施設です。その分、24時間保育など柔軟なサービスを提供しています。
認可外保育園は、主に以下のような施設があります。
(1)ベビーホテル
ア、午後7時以降の保育を行う
イ、児童の宿泊を伴う保育を行う
ウ、時間単位での児童の預かりを行う
(2)事業所内保育施設
事業所等において、その職員の子どもを対中心に預かる認可外保育施設。
ア、事業所内保育所(市町村の認可が必要、比較的基準が厳しい)
イ、企業主導型保育所(最近急増している。認可が不要、比較的基準が緩め)
参考:内閣府「仕事・子育て両立支援事業の概要(企業主導型保育事業)」
(3)院内保育施設
病院、診療所などで、その職員の子どもを預かる認可外保育施設。
(4)その他の認可外保育施設
ベビーホテルにも、事業所内・院内保育施設にも該当しない施設。
※参考:東京都福祉保健局「認可外保育施設一覧」
認可外保育園は、「認可保育園に入れなかった」「深夜勤務がある」「インターナショナルスクールなど、特徴のある保育園に預けたい」といった方が利用するケースが多いのではないでしょうか。
申し込みは、各保育園に直接申し込みします。空きがあればすぐに利用できます。
保育料は保育園がそれぞれ設定していて、保育園に直接支払います。なお、保育の無償化に伴い、大半の認可外保育園には一定額の支援が出るようになりました。月額37,000円までが無償です。国が定める認可外保育施設の指導監督基準を満たすことが必要です。
また、「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書」を自治体から交付されている保育園は、消費税が非課税となります。
認可外保育園の選び方は?
情報収集から始めよう
認可外保育園を選ぶ際は、まずは情報収取が大切です。友達からの口コミもいいですが、やはり自治体のサイトを活用したいところです。
自治体のサイトからは、以下の3つが分かります。
- 立入調査の結果(受けていないこともある)
- 「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書」があるか?
- 「運営状況報告書」があるか?
1、立入調査では、法律で定められた人員が配置されているか、設備が整っているか、安全性や欠航に配慮しているかなどがチェックされます。もし守っていない場合は「指摘事項」が渡され、1ヶ月以内に改善報告書を提出することが義務付けられています。
認可保育園・認証保育園に比べると、認可外保育園は規模が小さく、設備も整っていなかったり、必要なスタッフが揃っていなかったりする保育園が多いのが実態です。
上記の評価では、過去の立ち入り調査(最大4年分)を、指摘事項の数や、指摘後の対応に基づいて評価しています。指摘がある場合は、実際の保育園選びでは、どんな指摘事項があったのかを確認しましょう。
また、自治体の職員不足などにより、立入調査が行われていない認可外保育園は多数あります。基本的に適法な運営がされていない可能性がある保育園から立入調査を行う傾向があるとは言いますが、立入調査が行われていないから安全というわけではありません。立入調査がない場合は、他の情報や、事前見学で情報を収取するようにしましょう。
なお、東京都では、ほとんどの立入調査結果が公表されていますが、他の自治体では、あまり公開されていないのは残念なことです。
2、「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書」は、立入調査の結果、指導監督基準を満たしていることが証明された施設となります。証明書を持っている認可外保育園は、比較的、信頼性が高い保育園と言えます。
ただし、証明書を持っていても、次の立入調査で新たな指摘事項が出てくることもあります。また、法律上の最低限の基準を守っているといことであり、保護者や子どもにとって必ずしも質が高く、希望に沿った保育園であるとは限りません。
3、「運営状況報告書」については、認可外保育園は毎年提出を求められるもので、ほとんどの認可外保育園は提出しています。運営状況報告書を提出していない認可外保育園については、注意が必要です。
事前見学は忘れずに!
情報収集をしたら、実際に利用したいと考えている認可外保育園を見学しましょう。
外観や内観の綺麗さや、自宅や最寄り駅からの近さ、そして保育料の安さに重点を置きがちですが、それだけではなく、子どもの安全と快適さが確保されている環境であるかどうかが、もっとも大切なのです。
契約内容の確認も重要
認可外保育園を利用する場合は直接、各認可外保育園に申し込みます。
その際の説明や契約内容について、疑問点などがある場合は遠慮なく施設に確認しましょう。
※参考記事「認可外保育園を選ぶ時の注意点は? 口コミも少なく、チェックポイントを知っておこう」