保育士転職のプロに聞いた、「履歴書」「職務経歴書」のベストな書き方は?

保育士転職のプロに聞いた、「履歴書」「職務経歴書」のベストな書き方は?

履歴書の正しい書き方とは?
履歴書の正しい書き方とは?

保育士の転職時に、保育園へと提出する「履歴書」「職務経歴書」。「項目に沿って記入するだけでしょ?」なんて思っていたら大間違い。それは大前提として、こちらの熱意をよりうまく伝えられたり、印象をよくしたりできる、ちょっとしたコツがあります。保育士の転職に詳しいプロに取材したポイントをご紹介します。自分の長所をきちんとアピールできて、いい印象を与えられる履歴書や職務経歴書を作りましょう。

基本を押さえて、手書きで丁寧に

履歴書については最近、パソコンで記入し、印刷できる履歴書も登場しました。

しかし、保育士業界では手書きの履歴書がおすすめです。保育園では、制作物や書類、連絡帳など手書きで行うものがたくさんあります。

また、手書きのほうが、熱意や個性が伝わりやすいという利点もあります。筆記具は、シャーペンや消せるボールペン、カラーのボールペンではなく、黒のボールペンか万年筆で、丁寧に記入しましょう。

まず履歴書に筆記するのは日付ですが、郵送する場合は投函日、面接時などに持参する場合は、持参する日を記入します。

後述する職務経歴書が不要な場合は、学歴の欄に「職歴」として、いつ、どこに入社・退社したということに加えて、それぞれの簡単な仕事内容も付け加えておくのがおすすめです。

免許・資格の欄で間違えやすいのは、資格や免許の正式名。保育士は「保育士資格」、幼稚園教諭は「幼稚園教諭2種免許」となります。また、免許や資格は「取得」とし、検定などの場合は、「合格」と書きます。

できるだけ具体的に全項目を埋めて熱意をアピール

志望動機、特技などの欄がある場合は、「どうしてその園で働きたいのか」、「採用された場合はその園でどう貢献できるか」ということをアピールしましょう。

ここで注意したいのは、書く前に応募する園の特徴や方針などをよく理解すること。園の方針と異なることをアピールしてしまっていたら、せっかくのアピールがマイナスになってしまいます。

保育士転職サイト「保育情報どっとこむ」を運営する株式会社アスカの転職担当者によると、「自分の得意な保育はできるだけ具体的に書きましょう。例えば、制作物が得意で、どういったイベントのときにどういう制作物を作りましたとか、手遊びが得意なら、それにまつわるエピソードを添えるといいと思います」とのことでした。

そして、履歴書を書く上で大切なのは、すべての項目を埋めること。

書くことがないからと言って、空欄を残すのはあまりいい印象ではありません。また、何を書けばいいかわからないときは、インターネットで定型文を探してもいいですが、定型文をそのまま使わないこと。あくまでも参考にして自分の言葉に変えるなど、少しでいいのでアレンジしましょう。

「空欄は残さないように」と前述しましたが、例外なのが本人希望記入欄。ここは自分の希望を記入するところです。株式会社など複数の施設での募集の場合は、希望の施設や勤務地を記載してもいいですが、それ以外は何も書かないか、「特になし」と書くのがいいとされています。給与や休日、経験給などで希望があっても、ここに記入することは避けましょう。

職務経歴書では今までの成果と努力を伝える

履歴書は手書きがおすすめですが、「職務経歴書」はパソコンで制作してもかまいません。

中身は以下の要領で書くとわかりやすいでしょう。まず【職務経歴】と書いて、入・退社を全て明記します。次の項目で【業務内容】として、それぞれの園の詳細を記載するのがおすすめです。

業務内容では、その施設の職員数、施設種類、経験、雇用形態などを明記したうえで、仕事の例を挙げておくといいと思います。どのような仕事をして、どんな工夫をして、どんな成果を出したのかということを具体的な根拠や数字も添えて説明できると、さらにわかりやすくなります。

さらに、【取得資格】、【得意分野】、【自己PR】などの欄を追加するのがおすすめです。自己PRでは、履歴書で書けなかった経験や得意なこと、ステップアップのため現在どんな努力をしているのかなどということを書くといいでしょう。

履歴書や職務経歴書は面接を左右する大切な要素

最後に心がけたいのは、書き終わったあとに見直すこと。誤字や脱字があると、あまりいい印象を与えません。間違いを見つけてしまったら、できるだけ、修正ペンなどで消さず、最初から書き直しましょう。

なお、保育士転職サイトなどを経由して応募する場合は、「事前に転職サイトの担当が応募者の概要を保育園に伝え、面接時に履歴書や職務経歴書を持参することが多いです」(株式会社アスカの転職担当者より)。

保育園に自分で直接応募する場合は、事前に履歴書を送ったり、簡単な経歴をサイト上で記入したりする場合もありますが、それで落とされることはほとんどなく、面接と合わせて判断してくれるところが多いようです。

履歴書は第一印象を左右する

保育士の転職の際、人手不足ということもあり、履歴書や職務経歴書で落とされて、面接に進めないということはほとんどありません。

とはいっても、面接を担当する人たちが目を通す履歴書や職務経歴書は第一印象を左右しますし、記入された内容を中心に面接が行われることになります。スムーズに面接を進めるためにも、履歴書と職務経歴書から真剣に取り組みましょう。

転職サイトは複数登録すべき

それでは、実際に転職を考える際は、まず何をすればいいでしょうか。最初に取り組むべきなのが、「転職サイト」に登録することです。主要な転職サイトであれば、一人一人の保育士にコンサルタントがついてくれ、希望に沿った保育園を紹介してくれます。保育園の様子や勤務実態についても、転職サイトを通じてヒアリングできるのでぜひ登録したいものです。

それも1つの転職サイトだけでなく、複数のサイトに登録するのがオススメです。下記の「主要な保育園転職サイトを比較」を見ればわかるように、登録している保育園数には差があり、1つのサイトに登録しているだけでは、現在募集中の保育園全ての情報を見ることができないからです。また、サイトによって得意な地域、苦手な地域があったりするので、複数のサイトに登録すれば、最適な保育園に出会える確率が高まります。

なお、ハローワークでも転職・就職情報を見ることができますが、登録している件数が少ないので、これだけで転職活動をすることはお勧めしません。

転職を考えるのなら、複数の保育士転職サイトに登録して、転職先を探してみるのがいいでしょう。実際、多くの転職希望者が、複数の転職サイトに登録しています。

求人数はどこが多い?」保育士転職サイトを比較(東京)

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