「主任との保育観が違って…」。 保育士の転職体験談(認証から認可保育園へ転職)

「主任との保育観が違って…」。 保育士の転職体験談(認証から認可保育園へ転職)

保育士の転職には様々なケースがります。今回、お話を伺ったのは、みゆきさん(2019年現在30歳、仮名)。認証保育園で6年勤務した後、主任との保育感の違いや、キャリアアップを考えて、私立認可保育園に転職しました。転職時の気持ちや、転職活動の様子などをお伺いしました。(ライター・松原夏穂)

新卒で認証保育園に勤務

まずは、みゆきさんのキャリアをご紹介しましょう。短大卒業後、都内の認証保育園で6年勤務し、転職後は都内の私立認可保育園に勤務して今年で4年目。保育士資格と幼稚園教諭免許状二種をお持ちです。

みゆきさんが保育士を目指すようになったのは、同じく保育士をしている姉の影響でした。

最初の就職先は認証保育園。採用情報に載っていた写真や職員のコメントに、のびのびと保育をしているように感じたこと。また、実際に見学に行った際に園長先生・職員の雰囲気がとても良かったために選びました。

就職した認証保育園での1年目は、2~5歳児の異年齢児クラスの副担任を。ノートや日誌などの書類記入、主担任の製作物の手伝いや行事の準備などをおこないました。

2年目には担任になり、退職する6年目まで担任でした。指導計画の作成も加わり、忙しい日々を過ごしました。

「愛着関係が目に見えて形成されていくことがうれしかったです。『担任が先生でよかった』と年度末にいわれたことは、今でも心に残っています。自分が側にいて、子どもが苦手な野菜も食べられるようになったことも、印象的でした」

良い先輩に出会い、同期にも恵まれた保育士生活を送っていましたが、そのうち転機が訪れます。

転職を考えるように

「不満ではないのですが…」と前置きしたあとで、こう続けました。

保育士としての経験年数が上がるにつれて、上司である主任との保育観の違いを感じるようになりました。担任としては保護者の意向も取り入れたくても、園の基準としてはダメなど、臨機応変な対応が出来ず、断ることが心苦しかったです。今となっては主任の気持ちも分かりますが…」

こうした違和感と、勤続年数が長くなるにつれ出てきた「慣れ」で、今後この園にいてもキルアップにはつながらないと考えるように。

さらに、信頼していた先輩が辞めて自分が上の立場になり、学ぶべき人がいなくなったことで、転職を決意しました。

「保育」をキーワードに転職活動

今後も保育の仕事を続けたいとの思いで、ネットや求人誌では「保育」とついているものは、保育園に限らず徹底的に見たみゆきさん。

前職の保育園では一時保育も担当していたので、勤務先を保育園だけでなく、ベビーシッター会社などの一時保育も視野に入れていました。

こうして10園近く見学して、当時新設されたばかりの今の私立認可保育園に出会いました。こちらを選んだ理由は、「保育士同士が相談しながら、子ども達に合った保育をしていることに魅力を感じたから。また、計画通りの保育だけでなく、子ども達の興味関心に合わせて、その日その日の保育を変化させながら進めていけそうだから」だそうです。

現在の職場について

私立保育園での1、2年目は1歳児クラスの主担任に。3年目はフリーの副主任、4年目の現在はフリーの主任として勤務しています。

「経験年数が少ない職員が多いけれど、優しく見守ってくださる保護者の皆様からいつも感謝されています」とうれしそうに語られました。

なお、新設の保育園のため、保育の基盤が定まっておらず、全体の統一を図ることが難しいという問題があります。

また、若い職員が多く保育への固定概念がなく、指導が必要な場面も多いと、経験を積んだゆえに感じる苦悩があるようです。「固定概念がないことに、良い刺激を受けられることもありますが、もう少し、保育の基盤を固める必要も感じています」としています。

認証保育園と認可保育園、働く上で感じた違い

みゆきさんは、認証保育園を経験したのち、認可保育園を選びました。

「認証保育園と認可保育園では、子どもたちの保育時間の長さが違います。認証保育園に来る子どもたちは、一人の保育時間の平均が長い気がしました。認可保育園の開園時間では保育時間が短かく、延長保育の時間自体も短い保育園の方が多いと感じます」

保育園も、いろいろな形態があります。転職を考える際は、それぞれの違いを事前に理解しておくといいでしょう。

転職を考えている方へのメッセージやアドバイス

転職を考えている方にはこんなメッセージをいただきました。

「とにかく多くの保育園を見ることが、大切だと思います。そして、自分自身が何を大切にして働きたいのか、保育をしたいのかを明確にしてそれを叶えるために1番近い保育園を選ぶ必要があると思います」

働きたいと思う保育園を見てもすぐに決めずに、比較対象として何園か見た方が良さそうですね。見学を繰り返すうちに、自分が働きたい園や目指す保育が見えてくるかもしれません。

重複しますが、認可保育園・認証保育園・認可外保育園と形態は様々で、運営主体も公立と私立、さらに私立でも社会福祉法人、株式会社、NPO法人と、保育園と一言でくくれない状況です。ミスマッチを防ぐために、それらの違いも把握しておきましょう。

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