子育てママに便利な「無料アプリ」は? 悩み相談から予防接種管理まで、幅広く対応!

子育てママに便利な「無料アプリ」は? 悩み相談から予防接種管理まで、幅広く対応!

 今回は、毎日の育児に役立つ「子育てアプリ」をご紹介します。悩みを相談したり、予防接種のスケジュール管理ができたりなど、便利な機能を搭載したアプリが登場しています。iOS(iPhone)、android(アンドロイド)のどちらにも対応したアプリなので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

  • 簡単に悩みや疑問を相談できるアプリ「ママリ」
  • 働くママのストレス解消にもなる「ままのわ」
  • 成長に合った正しい育児の情報が届く「ninaru baby」
  • 育児について勉強できる「育児手帳」
  • 毎日をメモできる「パパっと育児@赤ちゃん手帳」
  • 自治体推奨の子育てアプリも!

簡単に悩みや疑問を相談できるアプリ
「ママリ」

 子育て中は、何かと悩みがつきものです。そんな時に役立つのが育児情報アプリです。
 多数ある中でも、おすすめなのが、妊娠・出産・子育ての疑問や悩みを相談したり、質問に回答したりできる、女性限定のQ&Aアプリ「ママリ」。なんと2017年に出産したママの5人に1人が使っていると言われています。

「ママリ」の特徴は、3つあります。

1.悩みへの回答率が98.5%と高い

 「ママリ」には、現在月間約600万のユーザーがいることから、質問に対する回答率が98.5%。しかも早い時には、質問をしてから約100秒で回答が返ってくる場合もあるそう。また、ママの悩みや疑問に、ママが回答するので、的を得ていてわかりやすいと評判です。

 子育てやグッズ、仕事、妊活、料理、健康、ファッション、産婦人科・小児科、お金・保険、旦那、おでかけのことなどジャンルも幅広く設定されているので、ママとして、女性として気になることをすぐに相談でき、解決できるのです。さらに、相談の内容はかぶってもいいので、気軽に質問できるのも嬉しい点です。

2.生活に役立つ情報が毎日届く

 アプリをダウンロードすると、毎日、お役立ち情報が配信されます。専門家が監修している記事も多く、きちんと根拠のある正しい情報を知ることもできるのもメリット。時には「〇〇店で限定アイテム発売」など、お得な情報も届きます。

3.有料サービスを利用すれば、毎月1万円以上のクーポンがもらえる

 有料にはなりますが、「ママリプレミアム」というサービスがあり、月額400円(税込)を支払うと、約70種類のクーポンが利用できます。例えば、SEIYUのネットスーパー、西松屋、ニッセン、ドミノピザ、軽井沢おもちゃ王国、カラオケJOYSOUND、フォトカレンダーなどもあり、中には1000円オフのクーポンも。日用品の買い物やレジャー、グルメなどで使えるクーポンが毎月届くのはお得ですね。
 他にも、自転車保険に無料で加入でき(最大6ヶ月間)、専門家によるプレミアム記事や人気の質問をすぐに検索できる「べんりサービス」を利用することも。
 ちなみに「ママリプレミアム」は、最初の1ヵ月は無料なので気軽に試せるのもメリット。ただし自動更新なので、解約したい場合は、期間終了日の24時間以上前に解除することを忘れずに。

■ユーザーが多い分、時には心無い回答も

 では、「ママリ」のデメリットはないのでしょうか?

 ユーザーのレビューをみると、質問と言いつつ、愚痴をこぼしているだけの人や子どもの自慢をしている人もいるようです。また、回答には、批判するような言葉や、きつい返答をさる場合もあるとのこと。基本的にはママたちが親身になって回答しているものの、ユーザーが多いだけにモンスターママのようなタイプもいるのかもしれませんね。

働くママのストレス解消にもなる
「ままのわ」

 ママリと同じ悩みを相談できるアプリでも、働くママ同士で共有できるのが「ままのわ」です。

 「ままのわ」では、仕事や働き方、保育園のこと、会社やママ友などの人間関係、ストレス、時間の使い方など、働くママならではの悩みを相談でき、仕事をしているママの目線でアドバイスや情報をもらうことができるのです。
 また、表示されるアイコンから利用しているママの子どもの人数が分かったり、フルタイム、時短勤務、パート・アルバイト、産休中・育休中といった働き方も知ることができるので、境遇が似た人を探して相談することも可能です。

 投稿欄は「質問」と「つぶやき」にわかれているので、ちょっと愚痴をこぼしたいなと思った時にも便利。このアプリを使えば、ママ友や会社で話すのもちょっと…、と思うようや愚痴や不満も投稿できるので、ストレス発散にもなりそうです。

 ただし、各カテゴリーには「つぶやき」と「質問」が混在し、「つぶやき」には、意味のない内容がほとんど。有益な投稿や記事をすぐに探したいという人には、不向きかもしれませんね。

成長に合った正しい育児の情報が届く
「ninaru baby」

 はじめての育児に役立つのが「ninaru baby」です。

 「ninaru baby」では、赤ちゃんのお世話やちょっとした変化など何かと不安になりがちな新米ママのために、2歳になるまでは毎日(2~4歳は週に1回)、赤ちゃんの成長に合った記事と、ママへのメッセージが届きます。
 記事は、小児科医や助産師が監修しているので安心して読め、気になったことは、カテゴリー分けされた記事や検索機能ですぐに調べられるのもメリット。また、「成長スケジュール」は見やすい作りで、自分の子どもに合わせて行事(お宮参り、お食い初めなど)が表示されるのも特徴です。同じタイプのパパ向けアプリ「パパninaru」もあります。

【参考記事はこちら】
「子供が生まれたら使いたい、便利でお得なサービスは?」
http://hoikuen-ranking.com/kids-service/

育児について勉強できる
「育児手帳」

 「育児手帳」は、病院の先生や専門家が監修している、赤ちゃんから3才までの育児について学べるアプリ。子どもの生年月日を登録すると3才まで、月齢に合った成長の目安やお世話の仕方、小児科医や専門家が監修したQ&A、お役立ち情報などが毎週届きます。
 さらに通っている病院を登録すれば、毎週病院からも子どもの成長に合ったアドバイスが送られてきます。ネット上では、間違った情報や迷信もあるので、正しい情報を知ることができるのは助かるものです。
 また、「顔を見つめる」「バイバイする」など子どもの“できた”行動を記録できる「子育てレコード」という機能もあり、子どもの成長を記録するにも役立ちます。

毎日をメモできる
「パパっと育児@赤ちゃん手帳」

 0歳から6歳まで、子どもの毎日の様子をアイコンをタップするだけで簡単に記録できるのが「パパっと育児@赤ちゃん手帳」です。

 アイコンは、授乳、ミルク、ごはん、おしっこ、うんち、オムツ替え、身長体重、予防接種、病気、体温、日記、睡眠、お出かけなど20種類あり、片手で記録できるほど、シンプルで使いやすい作りになっています。
 また、登録した記録は、グラフなどで表示されるので、子どもの生活サイクルや成長の様子がひと目でわかるのも特徴です。

 さらに嬉しいのは、予防接種のスケジュール調整に悩まなくてもいい点です。このアプリにある予防接種の推奨スケジュールを参考にすれば簡単に予定がわかり、登録しておけば、事前に通知されるので、うっかり忘れてしまったということを防ぐことも。
 他に、無料でデータのバックアップができたり、登録した記録を電子書籍にできたりするサービスなどもあります。
子どもの日々の生活はメモ程度に記録しておくだけでも、体調の変化に気づくほか、検診や病気をした時などに役立つので、こういったアプリを利用しておくといいでしょう。

 第一子の場合、育児をする中でわからないことが日々でてくることもあり、「ninaru baby」「育児手帳」「パパっと育児@赤ちゃん手帳」のようなアプリは多いに役立つものです。反面、2人目、3人目になると、育児にも慣れてくるので、あまり便利さを感じないかもしれませんね。

自治体推奨の子育てアプリもある!

 最近は、自治体が提供する「子育て支援アプリ」もあり、東京都には下記のアプリがあります。

 各アプリによって異なりますが、自治体の子育て支援情報、乳幼児の健康診断・予防接種のお知らせ、幼稚園・保育園の検索や空き情報、イベント情報の提供、おむつ替えスペースの検索などもできるようです。住んでいる地域で子育て支援アプリを公開していれば、ダウンロードしておくと便利でしょう。
 ただし、自治体が作っているアプリだけに、どれもデザインにはさほど力を入れてないようで、機能も最低限のものしか取り入れてない感は、いなめません。

 なお、東京都でも「子育て応援とうきょうパスポート」アプリを展開。このアプリでは、粉ミルクのお湯やキッズスペースの提供、商品の割引サービスなどを行っている店舗を検索できます。また、小児救急医療機関や、自転車の一時駐輪場などを探すことも。赤ちゃん連れでおでかけする時には、役立ちそうですね。

まとめ

 今回ご紹介したアプリは、基本はすべて無料のアプリです。気になったアプリがあれば、ダウンロードして、毎日の子育てに活用してみてくださいね。

【参考記事はこちら】
「子育て中のママが嬉しい「便利なギフトサイト」ってどんなのがあるの?」
http://hoikuen-ranking.com/mama-giftsite/