令和2年4月入園の認可保育園の募集が世田谷区などでスタート! 東京23区は11月上旬の応募締め切りもあるので確認を!

令和2年4月入園の認可保育園の募集が世田谷区などでスタート! 東京23区は11月上旬の応募締め切りもあるので確認を!

 来年(令和2年4月入園)の認可保育園などの申し込みが、東京23区世田谷区など一部の自治体でスタートしました。東京23区の中には11月上旬で応募締め切りとなる自治体もあるので、申し込み対象となる施設、スケージュール、認可保育園に落ちた時の対策などを、早めに確認しておきましょう。

 今年も、多くの人が希望する「認可保育園」の申し込みの時期がやってきました。保育園については「待機児童」という大きな問題がありますが、まずは申し込まなければ入れる可能性さえありませんので、以下の内容をしっかりと確認して、申し込みしましょう。

目次

1.各自治体への申し込みの対象
2.申し込みの時期
3.認可保育園に落ちた時の対策

1.各自治体への申し込みの対象

 子供を保育園に預けたいと考える場合、多くの人が選択するのが「認可保育園」です。国が定めた基準を守っている施設で、保育施設の中でも設備、保育士の人数などが比較的揃っている施設です。比較的安い料金で利用できます。

 「認可保育園」については、各自治体(市区町村)に申し込みします。

 各自治体に申し込まなければならない主な施設・事業は以下の通りです。

  • 区が運営する区立の「認可保育園」
  • 主に社会福祉法人や株式会社等が運営する私立の「認可保育園」
  • 教育施設と保育施設の機能を一体化した区立と私立の「認定こども園」
  • 2 〜 5 名の少人数で家庭的な保育を行う「家庭的保育事業」
  • 6 〜 19 名の少人数で保育を行う「小規模保育事業」
  • 会社等の事業所が運営し、従業員の子どもと地域の子どもを一緒に保育する「事業所内保育事業」
  • 乳幼児の居宅において、1対1の保育を行う「居宅訪問型保育事業」

(世田谷区の「保育のごあんない」を参考に作成)

 認可保育園には、「区立」と「私立」がありますが、どちらも自治体経由で申し込まなければなりません。法律で、親が共働きだったり、病気をしていたりする場合は、親から申し込みがあれば、自治体は保育園で子供を預からなければならないとされているからです。私立だからといって直接申しこまないので、勘違いしないようにしましょう。

 また、幼稚園と保育園を合体させた施設とも言える「認定こども園」も自治体から申し込みます。その他の「事業」は比較的規模が小さく、積極的に利用したいという人はさほど多くないのが実情です。

 保育施設にはこれ以外にも、「認可外保育園」があります。後述しますが、東京都が独自に設置している「認証保育園」や、24時間対応の「ベビーホテル」などは認可外保育園です。こちらは、各保育園に直接申し込みます。

2.申し込みの時期

 認可保育園などは、自治体に申し込みますが、その時期には注意が必要です。

 基本的に大都市で、毎年4月しか入園できるチャンスがありません。ほとんどの保育園は、年度が変わる4月に新規の園児を募集しますが、4月ですぐに満杯になってしまします。

 大都市の0歳児、1歳児クラスともなると「待機児童」が発生するくらいの激戦区です。年度の途中で引越しなどによる欠員が出ることもありますが、期待はできません。

 その4月入園にエントリーするには、前年の9−12月頃に自治体に申し込みます。自治体によって申し込み時期が違うので、早めに調べて、募集要項を手に入れましょう。

 また、仕組みが複雑なので、あれこれ悩むくらいなら、自治体に出かけて担当者に直接相談することをお勧めします。

 以下は東京23区の申し込み状況です。

東京23区の認可保育園の申し込み状況(令和2年4月入園)
区名 募集要項の公開 受付開始 受付終了
足立区 令和元年10月25日 令和元年11月18日 令和元年12月2日
荒川区 令和元年10月上旬
板橋区 令和元年9月28日
江戸川区 令和元年10月2日 私立:令和元年11月上旬
区立:令和元年12月中旬

大田区 令和元年9月2日 令和元年10月1日 令和元年11月29日
葛飾区 令和元年10月下旬
北区 令和元年10月中旬 受付中 令和元年12月10日
江東区 令和元年9月13日 令和元年10月28日 令和元年12月10日
品川区 令和元年10月1日 令和元年11月20日 令和元年12月13日
渋谷区 令和元年9月17日 令和元年10月21日 令和元年11月29日
新宿区 令和元年11月5日 受付中 令和元年12月前半
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 足立区 荒川区 板橋区 江戸川区 大田区 葛飾区 北区 江東区 品川区 渋谷区 新宿区
区名 募集要項の公開 受付開始 受付終了
杉並区 令和元年10月1日 令和元年10月1日 令和元年11月23日
墨田区 令和元年10月 令和元年11月20日 令和元年12月10日
世田谷区 令和元年9月2日 令和元年9月2日 令和元年11月29日
台東区 令和元年10月中旬 令和元年10月21日 令和元年12月20日
中央区 令和元年10月下旬
千代田区 令和元年11月上旬 令和元年12月
豊島区 令和元年10月1日 令和元年10月1日 令和元年11月29日
中野区 令和元年10月上旬 令和元年10月2日 令和元年11月8日
練馬区 令和元年10月11日 令和元年11月1日 令和元年11月29日
文京区 令和元年11月上旬
港区 令和元年10月1日
目黒区 令和元年10月1日 受付中 令和元年12月10日
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 杉並区 墨田区 世田谷区 台東区 中央区 千代田区 豊島区 中野区 練馬区 文京区 港区 目黒区
※令和元年9月19日調べ 変更の可能性あり。空欄は未確定・未公表。
「受付中」の区は、本年度の願書で提出可。

 受け付けの終了は、2019年の11月から12月に集中しています。ただし中野区は、締め切りが11月8日と非常に早いです。自治体によって日程は違うので、気をつけましょう。

 申し込みは、ほとんどの自治体で「直接提出」が必要です。さらに、受け付け窓口は各自治体で数カ所しか用意しておらず、平日の午前8時30分から午後5時までというところが大半です。世田谷区の場合、休日受付をするのは、10月26日、27日の2日間だけ。共働き世帯にとっては、相談に行くのさえも仕事を休んでいかなければならないので、計画的に準備しましょう。

 なお、一覧表を見て気がついたかもしれませんが、12月以降3月までに出産の場合、0歳児クラスへの申し込みは間に合いません。通常は2次募集で申し込むのですが、2次募集の時点で枠はほとんど埋まっています。そのため一年超の間は育児休業を取り、翌年、1歳児クラスに申し込むことになるのですが、待機児童が多い自治体では1歳児クラスは0歳児クラスに比べるとかなり入りにくくなっているので、認可保育園には入れない、という結果になることが多いのが実情です。

3.認可保育園に落ちた時の対策

 それでは、自治体に申し込んで、認可保育園などに入れなかった場合はどうすればいいのでしょうか。

 どうしても子供を預けたい場合は、「認可外保育園」を探すことになります。以下が主な認可外保育園・事業です。全て直接申し込みます。

  • 各自治体が設置している保育施設(東京度の「認証保育園」、横浜市の「横浜保育室」、さいたま市「ナーサリールーム」など)
  • 24時間対応の「ベビーホテル」
  • 幼児向けインターナショナルスクール
  • ベビーシッター

 認可外保育園は、認可保育園などに比べると設備等は貧弱なことが多く、1カ月の保育料も5万円~7万円程度かかることが多く、やや割高です。

 一方で、「利用時間に融通が利く」「共働きであるなど、保育園に預けるための理由が必要ない(誰でも預けられる)」というメリットもあります。

 なお、待機児童が多い自治体では、認可保育園に入れないことを見越して早めに認可外保育園に問い合わせしたり、申し込んだりしている保護者もいます。特に今年(令和元年)は、10月より「幼児教育・保育無償化」が始まります。認可保育園は保育料が無償になるため、申し込みがこれまで以上に増える可能性があります。候補となる認可外保育園をいくつか作り、年内にも下見をしておくべきでしょう。

(参考になる記事)
■「幼児教育・保育の無償化」はどうなる? 2019年10月の実施に向けて、いくら補助金が出るのか知っておこう

まとめ
早めに自治体に確認しよう

 待機児童は減少してきたとはいえ、希望保育園に入れない子供はたくさんいます。「保活」は情報戦と言えます。ですので、自治体に相談するだけでなく、周りの保護者とも情報を交換する、このサイトの「保護者の評判が高い保育園ランキング」を確認するなど、こまめに情報を集めることが重要でしょう。

(参考になる記事)
■出産は4〜5月がいい? 待機児童にならないための「10の保活テクニック」を紹介