2歳の我が子が喋らない場合、何がダメなのか自分を責めてしまい落ち込んでしまうでしょう。
2歳児はさまざまなことに興味を持ち、ちょっとした会話もできるようになる時期。喋らないとなると、何かしら原因がある場合が多いです。
本記事では2歳の子どもが喋らない原因について解説していきます。子どもの言葉が遅れているかもとお悩みのパパ・ママは参考にしてみてください。
2歳の言葉の発達目安
2歳になると自己主張も強くなり、さまざまなものに興味を持ち始める年齢です。言葉の発達に関しては、月齢でも違いはありますが「ママ、とって」や「これ ちょうだい」など、二語の言葉を使って会話し始めるようになります。
厚生労働省「乳幼児身体発育調査(平成22年)」によると、94.7%が単語を話せるようになっているとのデータもあり、およそ400語ほどの単語を使って会話ができるといわれています。
2歳になっても単語を話せないとなれば、少なくとも何かしらの喋らない原因があると考えられるでしょう。
2歳が喋らない原因
2歳が喋らない原因として以下の3つが考えられます。
- 性格や個人差
- コミュニケーション能力の問題
- その他病気の可能性
それぞれで対処法は異なるため、まずは我が子が言葉を喋らない原因を知っていくことが大切です。次に2歳が言葉を喋らないときの3つの原因について解説します。
性格や個人差
幼児期の成長スピードは月齢でも異なりますが、性格や個人差の影響は大きいです。性格がおとなしい子どもは口数も少なく、欲しいものも言葉ではなく指でさしたりするなど、自己主張をあまりしません。他の子どもより発達のスピードがゆっくりなだけのため、しばらくは様子をみてもよいですが、発達スピードを促すためのアイテムを取り入れてみる方法もおすすめです。
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コミュニケーション能力の問題
コミュニケーション能力も育まれていない場合、周囲に対して興味を感じることは少ないです。2歳児は文字ではなく、目で見たものと音をセットにして言葉を覚えます。親とのコミュニケーションが薄い場合、子どもが興味を示したものがあったとしても、反応してもらえなければ言葉を覚える必要もなくなるため、喋るきっかけもありません。
普段のコミュニケーションが少ないと感じたら、積極的に声かけすることが大切です。特別なことは必要なく、日常生活の中の声かけを意識することで、子どもは自然と言葉を理解して覚え、喋りはじめるようになります。
3歳になっても喋らないという場合は専門家への相談をおすすめしますが、2歳の段階ではしばらく様子をみてみてもよいでしょう。
発達障害の可能性
発達障害がある子どもは、言葉の理解が難しく言語発達の遅れがみられます。表出性言語障害など、発達障害の種類によっては成長をしていくことで理解ができるようにはなりますが、2歳の段階では他の子と同じようには喋らないことは多いです。
発達障害がある子どもは他社への関心も薄く、1人の世界に没頭しがちなため、コミュニケーションを必要としていないことも多いため、喋る機会も更に少なくなってしまいます。 早期の段階で判断されれば、療育で社会に適応できるように訓練をすることも可能です。言葉を喋らない以外にも気になる症状がある場合は、専門家の診断を受けてみましょう。
発達障害かと思ったら
我が子が発達障害かもと疑ったら以下の特徴がないか、チェックしてみましょう。発達障害にはいくつかの種類がありますが、2歳くらいから気になる特徴がみられます。
- 指差しをしない
- 目が合わない
- 名前を呼んでも反応しない
言葉に関する障害で多いのが、自閉スペクトラム症(ASD)です。喋らない以外にも、コミュニケーション能力の問題や周囲の言葉にも反応を示しません。発達障害はチェック表だけでは判断が難しいため1人で悩まず、気になったら専門家に相談することが大切です。
2歳児の言葉を促すには
発達障害の心配もない場合は、喋らないことは個性として捉えましょう。子供の様子を見守りつつ、喋りやすい環境を作ってあげることが大切です。コミュニケーションを大切にし、無理強いをせず、子どものベースや発達に合わせながら、言葉を促していきましょう。次に2歳児の言葉を促すための3つのポイントについて解説します。
子どものペースに合わせる
親が気を利かせすぎて何でもやってしまうと、子どもは自分から要求することも喋る必要もないと感じてしまいます。何事も子どものペースに合わせることが大切です。
「お花がきれいだね」や「ワンワンかわいいね」など、親から積極的に声掛けはしても、無理して言葉を引き出させるようなことはやめましょう。子どもが自ら話したいと思うまで待ってあげることが大切です。
子どもの発した言葉に反応する
子どもの好きなことや興味があることに共感してあげることが大切です。話している途中にさえぎったり否定したりはせず、常に肯定的に反応します。
発達状況に合わせた絵本や玩具などを使って、子どもが喋りたいと感じてもらう環境を整えてあげるものおすすめです。親子のコミュニケーションもとりながら、言葉をインプットさせてあげましょう。
同年代の子どもとのコミュニケーション
同年代の子どもと関わることで、急に喋り始めたという子どもは多くいます。同年代の子どもとのコミュニケーションは、親に守られてきた環境とは異なります。おもちゃの取り合いなど欲求がぶつかることもあるでしょう。
必然とどうすればよいのかを考えるようになったりアドバイスを受けたりすることで、コミュニケーションを体感で学ぶことができます。
親はなるべく口出しをせずに見守り、気持ちを聞いてあげたりするなどしてフォローしてあげることが大切です。
言葉以外のコミュニケーション
簡潔に伝わるように短い言葉を使いながら表情をつけたり、声色を変えたりして伝える「ノン・バーバルコミュニケーション」を取り入れてみましょう。言葉以外のコミュニケーションを取る場合には、子どもの個性を見極めることが大切になります。
子どもの興味や個性を引き出せる「クラウンボックス」は、言葉以外のコミュニケーションにもおすすめです。子ども自身にぴったりの知育玩具ばかりが届くため、自然とノン・バーバルコミュニケーションが取りやすい環境作りに役立ちます。
喋らない2歳児には個人差があるため焦りは禁物
我が子が2歳になっても、他の子と同じように喋らないと不安にはなりますが、環境や個人差もあるため、焦らないようにしましょう。2歳は個人差はありますが、日常生活の中でたくさんの言葉をインプットしていきます。
親は子どものペースに合わせ、会話を楽しいと思える環境を整えていきましょう。子どもが何を喋りたいのかわからない場合は急がせずに、気持ちを汲み取って促してあげることも大切です。
知育玩具を取り入れたり、さまざまなコミュニケーションを繰り返し、それでも言葉が遅れていると感じたら専門家に相談をしてみましょう。