子どもの非認知能力を高めることができる幼児教材「クラウンボックス」。この記事では、実際に我が子と遊んでみた感想(口コミ)や使い方をご紹介します!クラウンボックスは、子どもの特徴に合わせた創作活動のボックスが届くオーダーメードのキットです。中身は、子どもにとって魅力的なさまざまな素材が詰め込まれていて、親子で楽しめました✨(保育園まるごとランキング編集部)
1. クラウンボックスって何?
a.オーダーメード型の幼児教育キット
クラウンボックスは、子どもの特徴に合わせた創作活動ができるオーダーメード型の幼児教育キットです。
東大生を含むクラウンボックス運営チームは、これからの社会では創造力などを中心とした「冒険力」が重要になると考えているそうで、子どもが思う存分創作活動ができるサービスをつくったそうです。
確かに、AIの進化などによって、今までのように「学校の成績がよくて、いい会社に就職すればいい」という常識が通用しなくなってきていますよね・・・!
言われたことをただやるだけではダメで、
- 「創造的な仕事をする」
- 「自分で課題を見つけて解決していく能力」
- 「様々な困難に立ち向かう気力」
こうした能力が問われる時代がやってくると言われています。そこで注目されているのが、「非認知能力」であり、これからご紹介するクラウンボックスで育むことができるのです!
クラウンボックスでは毎月、カラフルなデザインの可愛らしいボックスを届けてくれます😊
ボックスの中には、一人ひとりの子どもに合わせてパーソナライズされた素材がたくさん入っています。
子どもがワクワクするような素敵なデザインのツールや、私が初めて見るような珍しい素材もありました😲
さまざまなクリエイティブな遊びををしていくのですが、パーソナライズされていることもあって、普段は集中力があまり続かない子どもでも、夢中になって取り組むことができます。算数、国語のように正解があるわけではないため、子どもたちは発送のままに自由に活動を進めていくことができます。
この「クラウンボックス」は、実は幼児教育型ベビーシッターサービスとして話題の「クラウンシッター」で提供されている幼児教育キットが元となっています。クラウンシッターは都内限定のサービスでしたが、地方からも提供して欲しいという声があがり、クラウンボックスのみでの販売も開始しはじめたそうです。
クラウンシッターは、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学などの大学生や、その卒業生がシッターとして派遣されるシッターサービスです。
シッター時に想像力を育む遊びをすることで、主体性、想像力、表現力、やり抜く力、自己肯定感などの「非認知能力」を高めるもので、サービス開発は、モンテッソーリ教育で有名な百枝義雄(ももえだ・よしお)氏の協力を得ています。
※クラウンシッターの記事「東大生など高学歴の学生ベビーシッター「クラウンシッター」で非認知能力が高まる!?」を読む
現在、STEAM(スティーム)教育が話題となっています。STEAM教育とは、Science, Technology, Engineering, Art, Mathematicsの頭文字を取ったもので、各教科での学習を実社会での問題発見・解決にいかしていくための教科横断的な教育を指します。文部科学省も今後力を入れていくとしている注目の教育メソッドです。クラウンボックスは、こうしたSTEAM教育を先取りした、教材とも言えそうですね。
b.クラウンボックスの評判は?
クラウンボックスの評判はどうなっているのでしょうか?
ツイッターなどで口コミ・評判を調べてみたところ、おおむね評判は良さそうです。
先月からずっと気になってたクラウンボックスを開始👑
簡単なテストで子どもの興味あるものが診断され制作キットがBOXに詰められて送られてくるというもの。
診断しただけあって無我夢中で教材に取り組んでる。
今月はお弁当を自分で設計してそれを作る課題。途中から設計図無視ー😇欠点:高い💸💸💸 pic.twitter.com/49KogLr10L
— いくら@2023小受予定 (@IkuraOjuken) March 16, 2022
無料の「お子様診断」をしてみたところ、「結構あたっていた」という評判も多いですね。
クラウンボックスっていう知育キットの販売ページで、子どもの無料診断出来るからやってみた💡
『冒険心のあるアスリートタイプ』だと。
なかなか面白い。
わかる気がするわ😙https://t.co/jIKA7tpQu7 pic.twitter.com/kYjUxTMdWj— ゆい (@poyui724) April 3, 2022
こうした口コミを見ていると、まずは無料の「お子様診断」だけでもやってみたいところです。
2.体験レポート
a.お子様診断が意外とあたっている!
クラウンボックスは、全員共通のカリキュラムは存在していないといいます。
そのために、まず最初に行うのが、無料の「お子様診断」です。
「子どもが興味を持っているもの」「探究心が強うかどうか」「運動が得意かどうか」「一人遊びが好きか」など、約20個の質問に答えると、性格や気質を判断してくれます。
私の子供の場合、気質は「感情豊かな指導者タイプ」と診断されました。
「活発でエネルギッシュな気質を持っている」
「遊びの最中、物を投げるなど激しい遊び方をすることがある」
といった指摘は、そのとおりと思いました。
また、「指導者タイプとして、他人の声や表情に敏感で、相手の感情を読み取ることが得意」と分析。
その強みを活かすため、「一人遊びよりも、複数人での遊びを」「人に教えることがその子自身の学びに」などのアドバイスも載っています。
ここまで無料で診断してくれるだけでも、面白いなと思いました。
なお、性格診断は、64タイプに分類されているそうで、かなり細かく分析していますね。
b.興奮の「ボックス到着」
注文して数日で、クラウンボックスが我が家に到着しました。
カラフルで、楽しげなボックスです。早速、子供と中身を確認してみました。
1.素材の種類が豊富で、子どもも興奮
ボックスを開けると、たくさんの素材が入っていました。
- クルマ型ダンボール
- カラーダンボール
- 木のタイヤ
- 粘土
- 道路・線路のマスキングテープ
- スマートスティック
- プレイコーン
あまり見たことがない素材も入っていて、子供はワクワクしていました。
プレイコーンは少し水をつけるだけでくっつけることができるウレタンのような素材です。カラフルな色もついているので、工作のときの装飾に使えそうです。
クルマ型のダンボールも、最初はどおな形か分からないのですが、親子で試行錯誤しながら組み立てると、ドラックの形になりました。2台目のトラックは子供一人で組み立ててしまいまようした。
2.遊びのためのシートが巨大!
次に子供の目に入ったのは、巨大なシートです。
半分は街の地図になっていて、道路や電車、たくさんの家が描いてあります。
そして面白いのは、半分が真っ白になっていること。
道路が印刷されたマスキングテープと、線路が印刷されたマスキングテープも同梱されていて、自分で街を発展させることができるのです。
夢中になって街づくりに取り組んでいました。
3.遊び方は、物語仕立てで楽しげ
クラウンボックスは、単に工作をするだけのキットではありません。子ども一人ひとりに合わせた内容となっていて、子どもが自分で遊びの仕方を見つけるものです。また遊びながら、学びも一緒にできる要素も入っています。
同梱された遊び方マニュアルには、こう記されています。
いまぼくがぼうけんしているまちで、
8にんのおともだちにであったんだけど、
みんなそれぞれあたらしいのりものがほしいんだって。
(中略)
まずはみんなのはなしをきいて、それぞれがほしいのりものをつくってあげよう!
レオより
単に物を作るだけでなく、ストーリに沿って制作をしていくのです。
「みんな」は色々な乗り物を欲しがっています。
オレがはしるよりもはやいのりものにのりたいぞ!
たくさんぼーるがはいるのりものにのりたいわ!
ここまで読んであげると、「どんなのりものがはやいのかな」「ぼーるがはいるのりものって、やっぱりトラックなのかな?」「どんな飾りをつけてあげようかな」などと考え始めました。
結局、「はやいのりもの」としては、じてんしゃを作ってみました。初めて使った「スマートスティック」という樹脂ででいたつなげることのできる棒状の素材で、試行錯誤しながらなんとか組み立てていました。ハンドルも付いた自転車に仕上がっていて、ほんんとうに乗れそうですね。
楽しいと、いろいろな発想が出てくるようです。
c.2時間も遊び続けた!
クラウンボックスを開けてから、子どもは2時間位、集中して工作に取り組みました。
先ほど以外にも、いろいろな課題が設定されていて、楽しみながらいろいろなものを制作しました。
うちのこどもは6歳ですが、2時間も集中して取り組んだことはあまりなかったので驚きです。また、普段のおうち遊びにくらべて、ここまでの集中力はあまり見たことがありません。
途中からは、2歳上のお姉さんもつられて参加して、楽しみました。
通信教材ってすぐ終わってしまうイメージありますが、長時間遊べて、さらに自転車を作った「スマートスティック」などは何度でも組み立てできるので、今でも遊んでいます。
海外でしか買えないものも入っているとのことで、プレミア感がありますね。また、全部揃えるとなると何店舗も回らないといけないので、それだけでもお得感があります。
d.追加のコンテンツ「冒険アドバイザー」もある!
クラウンボックスは、最初に送られてきたキットで遊ぶだけではありません。
遊んだ感想を入れると、追加の課題など書いたシートを、メールで送ってくれます。
「冒険アドバイザーアンケートにご回答いただきありがとうございます!ご回答内容をもとに、おすすめのコンテンツが確定いたしました」
送られてきたのは、楽しげなプリントでした!
一例を上げると、クラウンボックスに入ってたカラフルな粘土を使った、新しい遊びです。粘土を混ぜ合わせていろいろな色を作り、ひなまつりの飾りを作ろうというものです。工作をしながら、色の成り立ちを自然に学べますね。
他にも、一部だけ書いてある絵の続きを書くプリントなど、様々な遊びを提案しています。
e.子どもの感想は「また遊びたい」
子どもに、あらためて、感想を聞いてみました。
次はいつ来るの
と、ねだられてしまいました!
大満足だったようですね。
3.まとめ
クラウンボックスは、創作活動を通じて、子どもの想像力を膨らませ、自由な探究活動を助けるツールといえそうです。
子ども一人ひとりに合わせたツールを用意しているだけでなく、目新しい道具をふんだんに取り入れているため、子どもが飽きることがありません。
また対象年齢が3歳から6歳となっていたので、「6歳ではちょっと物足りないかな」という気もしたのですが、実際には夢中になって楽しむことができました。
むしろ、幅広く物事を考えて想像することができる年齢だと、充実度が増すかもと思いました。
みなさんも、まずは無料の「お子様診断」からでもトライしてみるといいのではないでしょうか。
クラウンボックスの価格・対象年齢は?
対象年齢 | 3歳、4歳、5歳、6歳 |
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教材内容 | 月一回、遊びの材料が届く (例、プレイコーン、工作用パスタ、カラーダンボール、紙粘土、水性ニス、デコレーションラメ、刺繍糸、シールフェルトなど) |
料金・価格 | 毎月払い 5,980円/月(税込6,578円) |
運営・発行会社 | 株式会社Palett |
おすすめポイント |
・子どもが楽しみながら非認知能力を向上させられる ・最低◯ヶ月などの定期縛りはなく、いつでもやめられる ・子供のタイプを64タイプに診断して、最適なプログラムを提供してくれる ・豊富な教材の数に、子どもが集中して楽しく活動できる |