新しい環境でのお友達作りはどうしする?体験談集めました【小阪有花さん連載27】

新しい環境でのお友達作りはどうしする?体験談集めました【小阪有花さん連載27】

こんにちは。新年がはじまり、今年一年がんばるぞと気合が入っている方も多いかと思います。それと同時に、保育園デビューする子や、4月に進級する子なども多いかと思います。今回は、自分の子どもが少しでもお友達作りがうまくいくように「こんなことをしたよ!」というお母さん方の体験を5つ集めました
(子どもの心スペシャリスト・小阪有花)

子供のお友達作りをサポートしよう

子どもが保育園デビューしたり、進級する4月が近づいてきました。

4月なんて少し先な気もしますが、子育てしていると月日は本当にあっという間です。今から情報を仕入れて、子どものお友達作りを是非サポートしてあげてください。

今回はそのヒントとなるお母さん方5人の体験談をまとめてみました。

プレゼント大作戦をしたAさんの体験談

人見知りな子なので「お友達や先生と楽しくやっていけるか?」という心配がありました。きっかけがあればお話しできる子だけど、話しかけにいくことが難しい。なので、お友達にプレゼントをよく子どもと作りました。プレゼントと言ってもそんな大それた物でなく、お金をかけたものでもありません。

公園で拾ったどんぐりや、綺麗な落ち葉をひろって、「誰にプレゼントしたら喜ぶかな?」と聞いてみたり、家でお友達や先生の似顔絵を書いてもらって「あげたら喜んでくれるんじゃないかなぁ」と声をかけたりしました。
友達の似顔絵を書いてあげよう

こうすることで、お友達にプレゼントをあげることを想像させ、思いやりの気持ちを育てました。実際に渡さなくていいんです。誰かのことを思う心が心を開く導線になってくれればと思いました。

もちろん実際勇気をだしてお友達にあげたこともありますが、お友達はとても喜んでくれました。

ものをきっかけにすることが良いのか?と考えたこともありましたが、子どものあげたい気持ちを尊重しようと思い、それは間違ってなかったと思います。

キャラクターをキッカケにしたKさん

お友達と仲良くなる方法として、服やカバンのキーホルダー等に子ども達に人気のキャラクターをつけました。アニメのキャラもそうですし、キャラクターがNGの保育園には動物のキャラクターも用意しました。

お友達が「○○ちゃんのそれかわいいね!」と声をかけてもらえる機会が増えれば、それが仲良くなるチャンスと考えました。

大好きなキャラクターの話で盛り上がったり、それをきっかけに親御さん同士が仲良くなるきっかけにもなるかもと思い取り入れていました。

来年から幼稚園になるので流行りのデコ上履きに力いれたRさん

子どもが4月から保育園から幼稚園のなる時、上履きをデコりました。うちの幼稚園では上履きに装飾を施したデコ上履きが流行っていたんです。

もし、これから通われる園がそういったことをOKとしているなら、やってみるのもアリかもしれませんね。

実際、既製のデコ上履きがネット等で販売されてる場合もありますが、子どもの個性を出したいのであれば、自作でやってみる方法もあります。側面にリボンを付けたり、足首周りにレース等を付けてかわいらしい雰囲気にしたり、絵が得意な方は好きなキャラクター等の絵を描いてあげるなど色々あります。

その際に注意しなければいけないのは安全面。装飾は縫い付けるようにして、外れやすい接着剤やピン等は使わないようにしましょう。つま先付近に縫い物をすると糸が爪に引っかかってしまう危険性があるので、避けるようにしましょう。

うちの子どもは保育園から幼稚園に変わってしまうことをとても残念がっていましたが、デコ上履きを一緒につくることで幼稚園への意欲が少しついてくれた気がしました。

お友達の好きを否定しないといいきかせたGさん

これからたくさんの子と関わりが生まれる中で、中には個性的な子もいると思います。

そんな子と話すと、「言ってることがわからない」という瞬間が増えていくだろうと思ったので、周りの子のお話がわからないからといって、次のような言葉は使わないようにとあらかじめ注意しておきました。

「それ変だよ」
「みんなそんなこと言わないよ」

また、お友達の好きなことには、「なぜそれが好きなの?」と率先して聞いてあげるように教えました。

人には合う合わないがあるし、お友達をたくさん作れなくてもいいと思います。

でも、お友達の好きを傷つけなければ、お友達は自然にできるので、子どもには、人の心を傷つけてしまうことがない子どもに育ってほしいと考えています。

大好きをたくさん伝えたMさん

難しいことはわからないし、なのが正解かもわからないので、とにかく子どもに「大好きだよ」といって、抱っこしたり、ハグしたりして、愛情をを日頃からいっぱい伝えています。

親は子の鏡といいますし、自分たちが人にされて嬉しいことをしていれば真似してくれると思ったので、「大好き」を伝えることで、お友達にもたくさん大好きと伝えてくれると思い接していました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
いろんな工夫をされてる方がいるので是非、良いと思ったことは取り入れていただければと思います。お子さんにとって楽しい園生活になりお友達と仲良くなれるよう、心からお祈りしていますね。頑張ってください。

【小阪有花】2004年 ミスマガジンから芸能界へ。2009年に芸能引退後、保育コンサルを経て、2020年 総合制作会社cheer lead を設立。